北朝鮮とロシアが新橋建設で経済交流促進

2024年6月、ロシアのプーチン大統領(左)と北朝鮮の金正恩委員長(右)が平壌の金日成総合大学の博物館で散歩しています。北朝鮮とロシアは4月30日に、両国を結ぶ橋の建設を開始し、北朝鮮の当局は「実質的な経済協力の強化を確保する」と発表しました。
朝鮮中央通信(KCNA)によると、北朝鮮とロシアはそれぞれ、ロシアのハサンと北朝鮮の羅先で同時に建設式を行い、橋の建設が正式にスタートしたことを宣言しました。両国はこの橋の建設計画を数年にわたり議論しており、2024年6月にプーチン大統領が北朝鮮を訪問した際に最終的に合意に達しました。
プーチン氏と金正恩氏は包括的な戦略的パートナーシップ協定に署名し、この長さ850メートルの橋は両国の協力を強化するための具体的な計画の一つであり、2026年末までに完成する予定です。この橋は「重要なインフラ」と見なされ、「実質的に」双方向の経済協力を保証し、人の往来、観光、商品流通を活性化することが期待されています。
北朝鮮の朴泰成首相とロシアのミシュスチン首相は、テレビ会議で建設式を行いました。朴首相は、この橋の建設が「両国が新たな段階に向けた包括的な発展の持続可能な基礎を築くのに役立つ」と述べました。また、北朝鮮はロシアに軍事支援を提供し、ウクライナにおけるロシアの戦争を支援するために部隊を派遣しており、その結果、実質的な経済的および軍事的利益を得ています。韓国の情報機関は、北朝鮮に派遣された4700人の兵士が戦争で亡くなったと報告しており、そのうち600人が死亡したとしています。報告によると、北朝鮮はロシアと14の産業分野での近代化協力について話し合っています。
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