フィリピンの高速道路での多重衝突事故、12人が死亡
フィリピン中北部で5月1日に発生した重大な多重衝突事故で、少なくとも12人が死亡しました。フィリピン赤十字社が公開した写真によれば、事故を起こしたバスは前方の車両を押しつぶしました。事故は連休の混雑した時期に、高速道路の料金所前の渋滞待ちの車列に超速でバスが衝突する形で発生しました。
タラク市で発生したこの深刻な事故について、警察は、事故を起こしたバスの運転手が怪我をして逮捕されたことを発表しました。警察の取り調べで、彼は運転中に一時居眠りをしていたことを認めました。事故の際、小型バスの乗客10人が死亡し、その中には未成年の子供も含まれていました。彼らは事故を起こした大型バスと前方の車両の間に挟まれており、最も多くの犠牲を出しました。
さらに、別の追突された車両の中にいた夫婦も事故で死亡し、27人が負傷しました。多くは衝突した車両の乗客でした。フィリピンでは交通執法が緩く、安全規則がよく無視されるため、頻繁に深刻な交通事故が発生しています。
