韓国車が米市場で反撃、販売記録を樹立
アメリカの輸入自動車に対する関税政策が導入されたにもかかわらず、韓国ブランドのHyundaiとKiaの販売が非常に好調です。最新のデータによれば、両ブランドはアメリカ市場で四月の販売数が史上最高を記録し、年成長率はともに二桁に達しています。関税の影響は見られません。
現代自動車は、四月に81,503台の新車を販売し、前年同期比で19％増加しました。主力のSUV Tucsonは特に好調で、22,054台販売され、単月最も売れた車となり、年成長率は41％に達します。また、人気のセダンElantraも成長率30％を記録し、「セダンは死なない」と証明しました。
Kiaも負けじと、米国市場での四月の販売成長率は14％に達し、Carnival、Telluride、Sportage、そして新型K4が単月販売記録を更新しました。特にSportageは、16,178台を売り上げ、新型K4も13,097台を販売しました。驚くべきはCarnivalの販売が年79％も増加したことです。これはハイブリッドバージョンの導入が購入意欲を高めたためです。
この販売急潮が一時的なものでないか心配されますが、現代自動車は短期間には関税の影響で価格を上げないと表明しています。しかし、部品の輸入が厳しくなると、長期的には価格に影響が出る可能性があります。それにも関わらず、現時点では関税が消費者の購買意欲を抑えることはなく、多くの人が値上がりを懸念して早めに購入に踏み切っています。
