欧州デー75周年を祝う：EU駐台代表が台湾をインド太平洋の民主的な友好国と強調
欧州デー75周年を祝う式典で、欧州経済貿易事務所の長官ルッツ・ギューラ―（Lutz Güllner）は演説を行い、台湾がインド太平洋地域においてEUの信頼できる民主的な友好国であることを再確認しました。彼は《シューマン宣言》が欧州の石炭鉄鋼共同体の基盤を築いたことを述べ、平和と協力の重要性を強調しました。
1950年以降、欧州経済貿易事務所は毎年台湾で記念活動を行い、今年は国立交響楽団と台北フィルと共にコンサートを開催し、この重要な瞬間を祝いました。ギューラ―は、現代の地政学的競争とウクライナ戦争が平和と法の支配の価値をこれまで以上に重要にしていることを指摘しました。
彼は、台湾との関係が共通の価値観と信頼の基盤の上で継続的に発展することに期待を寄せ、互いの協力関係を強化するよう呼びかけました。外交部の呉志中次官も、台湾と欧州との交流がさまざまな分野で深まっていることを強調し、民主、自由、法の支配といったコアバリューを守っているとの認識を示しました。
5月9日の欧州デーを祝うため、欧州経済貿易事務所は5月10日と11日に華山で欧州デーの市場を開催する予定であり、2025年の欧州台湾文化年を推進する活動も見られています。
