教皇フランシスコが脳卒中で死去 心不全で昏睡状態に
教皇フランシスコが21日に死去し、教廷はその死因が脳卒中による昏睡状態と心不全であることを正式に発表しました。教皇の安息を悼み、各国の指導者が哀悼の意を表しています。アメリカのトランプ大統領は全米で半旗を掲げることを発表し、妻メラニアと共にローマで教皇の葬儀に出席する意向を示しました。
アメリカのニュースキャスターによると、教皇は復活祭の日に聖ペトロ広場で最後の姿を見せた数時間後、昏睡状態に陥ったとのことです。トランプ氏はSNSで教皇フランシスコを素晴らしい人物であると称賛し、彼に敬意を示すことができることは私の名誉であると述べました。
イタリア全土は教皇の死を悼み、大統領府と首相府は半旗を掲げ、ローマ市政府は予定されていた祝賀行事を中止すると発表しました。また、イタリアのサッカーリーグも23日まで試合を中断し、この深く愛された精神的指導者に最高の敬意を表します。
南米コロンビアでは、地元の人々が聖母像が涙を流しているのを発見したという奇跡的な事件が起き、教皇の死去の数日前に起こったことが特記されました。教皇の死後、枢機卿たちは彼の生前の住居を紅いリボンで封印し、教皇の職務が正式に終了したことを示しました。教廷は現在、教皇空位の状態に入っています。
アメリカのメディアは、イタリアのパロリン枢機卿、フィリピンのルイスタグレ枢機卿、ハンガリーのペトエルド枢機卿など、多くの有力な後任候補を挙げています。
