金門小学校の巨大画「平和金門島」が長崎原爆80周年に参加
金門県の多年小学校による「平和金門島」という巨大な彩色画が、「手形を押す」儀式を行い、12人の5年生が証として印を残しました。この作品は、高さ3.5メートル、幅7.8メートルです。
この画は8月に、日本の長崎市で開催される「平和のための祈り：長崎の子どもたちのゲルニカ」国際子供平和壁画展に参加し、原爆80周年を記念します。校長の張志猛氏は、このプロジェクトは1995年に始まり、スペインの芸術家ピカソの「ゲルニカ」からインスパイアを受けていて、世界中の子供たちが平和を伝える壁画を創作することを促しています。
生徒たちは歴史の授業で第2次世界大戦や長崎の原爆について深く学び、金門の軍事遺跡について調査しました。彼らは家族や地域コミュニティを訪れ、先輩の戦争の思い出を聞きました。この「手形を押す」儀式はシンボリックな行為であり、生徒たちの平和への渇望と約束を反映しています。
副県長の李文良氏と教育局長の孫麗琪氏も参加し、李文良氏はこの作品が国連の持続可能な開発目標に合致しており、学生の平和と教育への深い思考を示していると述べました。作品には戦争の影や希望のシンボルが融合されており、生徒たちの豊かな想像力と平和への追求が表現されています。
