英国国立バレエ団とアカラム・カーンの《ジゼル》が台中国立歌劇院で開催
2025 NTT Arts NOVA、英国国立バレエ団と著名な振付家アカラム・カーンによる《ジゼル》が5月24日と25日に台中国立歌劇院で上演されます。この作品はアカラム・カーンの芸術キャリアの頂点と称賛され、今世紀最も偉大な舞劇の一つとされています。
今回のツアーは国際舞団が初めて台湾で公演を行うもので、ベテランダンサー高橋絵里奈は20回目の公演にてバレエキャリアに別れを告げます。高橋は、舞団が彼女にとっての家族のような存在だと述べ、今後はトレーナーとして若いダンサーを育成する意向を示しました。
アカラムによる新しい《ジゼル》は2016年に初演され、その後、多くの舞踏賞を受賞しています。英国国立バレエ団の芸術監督は、この作品がバレエの可能性を広げていると強調し、12か国での公演を経て、観客は18万人を超えました。
高橋は、新しい版のジゼルはより強さと感情の共鳴があると述べています。デザイナーの葉錦添も参加し、伝統と現代を融合させた独自のビジュアルを創造しています。
さらに、台中国立歌劇院は友好的なガイドサービスを提供し、より多くの人々に舞踏芸術への参加を促しています。ワークショップも行われ、認知症患者に対して舞踏の力を与えることを目指しています。
