賴清德、バチカンの葬儀に参加する可能性?外務省は大きなプレッシャーを認める

カトリック教皇フランシスコが21日に逝去し、享年88歳で、葬儀は土曜日に行われる。外交部は教廷と積極的に協議を進めており、政務次長のウー・チジョンは「プレッシャーが大きい」と語り、賴清徳大統領がバチカンに赴くことを願っている。賴大統領は23日にカトリック台北総主教公署を訪れ、フランシスコ教皇の霊前にて追悼の儀に参加したが、バチカンに親自で出席するかについては明確な返答をしなかった。
葬儀は現地時間で26日午前10時、台北時間では土曜日の午後4時に行われる予定で、アメリカのトランプ大統領を含む他国の指導者が哀悼の意を示すために出席する考えを示している。賴清徳の出席は不明だが、外交部は全力で交渉を進めている。
台湾と教廷の関係は密接であり、外交努力を続ける台湾政府には過去にバチカンに赴いた大統領の前例がある。2013年には前大統領の馬英九が、2005年には前大統領の陳水扁が教皇ヨハネ・パウロ二世の追悼ミサに出席したこともある。立法委員のウー・スーヤオは、中国が干渉してくるならば、適切な予防策を講じる必要があると指摘した。
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