スウェーデン大使が台湾の世界保健総会参加支持を呼びかけ
駐スウェーデン大使の谷瑞生氏が当地の新聞に寄稿し、スウェーデン政府に対して台湾の世界保健総会（WHA）への有意義な参加を支持するよう呼びかけました。今年の第78回世界保健総会は5月19日から27日までジュネーブで開催され、谷大使は「台湾の世界保健機関への有意義な参加を支持する」というタイトルで、台湾が観察者としての参加を強調しました。
谷氏は、世界保健機関が新型コロナウイルスのパンデミックの終息を宣言してからほぼ2年が経つが、パンデミックの初期においてWHOが受けた報告は中国ではなく台湾からのものであることを指摘しました。台湾は北京からの悪意のある警告のために排除されています。
彼は、台湾が意思決定機関の世界保健総会に参加できず、感染症監視情報を他国と共有または取得できない状況を指摘しました。そして、台湾の医療機関も国際基準のデジタル健康証明書を発行することができません。
台湾は新型コロナウイルス対策において重要な貢献をしており、医療照護指数で7年連続1位を獲得しています。2024年には、台湾の世界保健総会参加に対する国際的な支持が過去最高を記録しました。谷大使は今後もスウェーデン政府に対して台湾の参加を明確に支持するよう期待しています。
