トルコのイスタンブールで6.2の地震、住民が避難
トルコ現地時間の23日正午、規模6.2の強い地震が発生し、震源はイスタンブールの西方約80キロの地点で、深さはわずか10キロでした。この地震の揺れは現地で非常に顕著で、多くのオフィスで天井が崩落し、住民は恐怖に駆られ、悲鳴を上げました。
ニュース番組の生放送中に、キャスターが強い揺れを感じ、母親に連絡を求める場面があり、緊張した表情を見せていました。メディアによると、地震直後にはボスポラス海峡近くで小型の津波が発生した疑いもあり、高さはそれほど高くなかったものの、人々の恐慌を引き起こしました。
現時点では大きな被害や死傷者の報告はありませんが、多くの住民は帰宅を避け、学校や病院も緊急避難を行い、道路や公園は避難者であふれています。トルコは2年前にも7.8の強震を経験し、5万人以上が亡くなっています。今回の地震後も、4〜5の規模の余震が連発しています。
