バチカン、教皇フランシスコの遺体を拝む時間を延長検討
カトリック教会の教皇フランシスコの遺体は4月23日、聖ペトロ大聖堂に移され、現場には多くの人々がスマートフォンをかざして詰めかけました。教皇は4月21日に他界し、今日は一般の人々に遺体が公開され、多くの信者が急遽集まり、教会の中外には長い列ができました。人が多すぎるため、バチカンは公開時間を当地時間の金曜日午前0時以降まで延長することを検討しています。
報道によると、バチカンの現地時間の今朝9時過ぎ、フランシスコの遺体が住居から聖ペトロ大聖堂に移された後、数万人のカトリック教徒が押し寄せ、行列が教会内から外まで続きました。今年はカトリックの「聖年」であり、もともとバチカンに観光や巡礼に訪れる人が例年より多く、教皇の死後も増加の一途をたどっています。
イタリア北部からの女性カルーソは、教皇が天に戻ったという知らせを受け、夫とともにすぐにバチカンに向かい、夫婦は今朝7時に聖ペトロ大聖堂に「席を確保」して、教皇の遺体が到着するのを見られることを希望しました。カルーソは、「この教皇は本当に重要で、多くの改革を成し遂げました。彼の後継者がこれらの改革を続け、後戻りしないことを期待しています。」と述べました。ドイツからの信者は、教皇の遺体を見ることが重要であり、「この機会を得たので、見に行き、別れを告げるつもりです。」と語りました。
フランシスコの葬儀は土曜日の朝に聖ペトロ広場で行われる予定で、トランプ米大統領を含む多国の首脳が出席すると予想されており、イタリア政府は現場に20万人が集まると見込んでいます。
