ロシア、退学の学生を戦場に招く新たな徴兵政策を導入
ロシアの一部州では、退学を余儀なくされた大学生が戦場に参加することで学籍を保持できる新しい計画が導入されています。最近、ウラル連邦州の教育省はウラル連邦大学の学生に対して、成績不振や学費の返済ができないために退学となる場合、ウクライナに対する特別軍事作戦に参加することを提案しました。
モスクワタイムズによると、スヴェルドロフスク州教育省は、退学の可能性がある学生を戦争に参加させるようウラル連邦大学のリーダーシップに勧めていました。この指示は、ウラル連邦大学の学生会によってTelegramで発表され、副部長のエヴゲニー・ビリュクは校長のビクトル・コクシャロフ宛ての書簡で、学業に対する負担を抱え、学費ローンを背負っている学生が国防省と契約を結ぶよう「奨励」することを提案しました。契約を結んだ学生は「学業休暇」を得て、服役後に学業を再開できる権利があります。
この計画の背景には、昨年スヴェルドロフスク地区で、前線への徴兵計画の目標達成率がわずか25％だったことがあります。報告によれば、この措置はすでに存在しており、ウラル地方のすべての大学に適用される予定です。これは、ロシアのプーチン大統領の指示を達成するためのものです。
