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李在明が韓国の大統領に当選、学者が親米反共の外交方針を分析

李在明が韓国の大統領に当選、学者が親米反共の外交方針を分析

李在明が本日(3日)、韓国の第21回大統領選挙で当選しました。淡江大学の洪耀南教授は、李在明が所属する政党の立場は「親米、不反共」と分析していますが、台湾に対する態度はあまり変わらないと見ています。

韓国中央選挙管理委員会が発表したデータによると、今回の選挙の投票率は79.4%に達し、1997年第15回大統領選挙以来の最高となりました。洪教授は、李在明が勝利した理由として、前大統領尹錫悦の弾劾による補欠選挙、国民力量党内の分裂、李在明の政見準備が相対的に充分であった点を挙げています。

洪耀南教授は、国民力量党と共同民主党の対決において、どちらの党が政権を担当しても「親米」の立場は共通しており、韓国と米国には緊密な軍事同盟があると指摘しました。李在明は、中国についてはより穏やかな政策を採ると予想されますが、台湾問題については現状を維持すると見られています。李在明は「中国と台湾の両方に感謝する」と述べ、両岸関係には介入しないとしていますが、洪教授は台湾に対して注意が必要だと指摘しています。なぜなら、韓国と台湾の間には密接な貿易関係があるからです。