Electionss.

Electionss.

ブラジルの病院での赤ちゃん遺体取り違え事件:母親が墓を掘りDNA確認

ブラジルの病院での赤ちゃん遺体取り違え事件:母親が墓を掘りDNA確認

ブラジルのゴイアス州で、驚くべき赤ちゃん遺体取り違え事件が発生しました。ブラジリアから約50キロ離れたアグアスリンダス州立病院で、2名の早産の赤ちゃんの遺体が取り違えられました。

最初に、妊娠20週の25歳の妊婦が3月21日に腹痛で入院し、翌日に早産で赤ちゃんを出産しましたが、残念ながら亡くなりました。4日後、36歳の妊婦が同じ病院で緊急帝王切開を受け、産まれた26週の胎児も早産で亡くなりました。

数日後、25歳の産婦が赤ちゃんの遺体を受け取りに病院に戻りましたが、看護師が誤って別の赤ちゃんの遺体を渡し、気づかぬまま葬儀が行われました。3月27日に冷凍庫の定期点検が行われた際に、遺体に関する情報の不一致が発覚し、葬儀社に通知されました。

しかし、1体の遺体は既にアグアスリンダス墓地に埋葬されており、母親は自分の赤ちゃんの遺体を確認するために掘墓を申請しなければなりませんでした。現在、ゴイアス州の警察がこの事件を調査しており、責任の所在を明らかにしようとしています。被害家庭の弁護士は、病院が実質的な支援を提供せず、家族に社会福祉機関への支援を求めるよう促すのみだったと指摘し、心理的なトラウマを悪化させたと主張しています。

弁護士チームは、誤って埋葬された胎児の遺体の掘り起こしを裁判所に申し立て、DNA鑑定を行い、胎児の身元を確認し真実を明らかにしようとしています。