大阪万博で死亡事故：50代女性が心肺停止に
2025年の大阪万博で、今月24日に重大な事故が発生しました。50代の女性来場者が会場内で心肺停止に陥り、緊急搬送されたものの亡くなりました。日本国際博覧会協会は、これが開幕以来初めての観客が医療搬送後に死亡したケースであることを確認しました。
その女性は最初に会場内でスタッフに体調不良を訴え、駐在医師による初期診察を受けましたが、突然状態が悪化しました。午後2時30分頃、西門から緊急搬送され、救助隊は心肺蘇生法を施し続けたものの、病院到着後に死亡が確認されました。主催者は、治療過程について「コメントできない」と述べました。
4月13日の開幕以来、毎日来場者数などの基本データをメディアに発表しているが、傷病事件には沈黙を守っています。複数のメディアが関連情報の公開を求めていますが、公式には何の統計も発表されていません。
加えて、広大な会場は日よけや休憩エリアが著しく不足しているとの批判があり、夏季の高温が迫る中、熱中症などの健康事故が増加する懸念も高まっています。この事故は大阪万博の緊急対応策の潜在的な問題を浮き彫りにし、大規模なイベントにおける公共安全管理への疑問を呼び起こしました。
