国民党の「反緑不反紅」号召に対する盲点を専門家が指摘

全台での罷免運動が高まる中、選挙管理委員会は最高検察署に41件の偽造や故人の署名による罷免案を告発しました。検察と警察は「幽霊署名」事件の捜査を開始し、国民党の台北市支部の主委である黄呂錦茹など4名の被告が召喚されました。この一連の事件により、国民党の朱立倫主席は不満を募らせ、民衆を北検前に抗議へと呼びかけました。
国民党は「反緑共戦独裁」をスローガンに掲げ、抗議活動を行いました。「独裁の高壁に直面し、圧政に対して我々はただ反対するために街に出るのではなく、民主主義の最後の呼吸空間を守るためである」と訴えました。これに対し、海基会の副董事長兼秘書長の羅文嘉はSNSで疑問を投げかけ、国民党の「反緑共」は実際には「反緑不反紅」であると指摘しました。
彼は、実際に存在する共産党に反発する勇気がないために、非存在の「緑共」を反対の対象に作り出していると批判しました。政治家は、自分たちが国民よりも賢いと誤解し、キャッチフレーズや修辞で全てを代替可能と思い込むことが多いが、物事の本質を見落としていると危惧しました。
また、羅文嘉は、ある人物から「共産党が最も軽蔑しているのは国民党である」と聞いたと述べました。かつて共産党に追われ、反省しなかった国民党が、現在は民進党に取って代わられ、反省すらせずに和解を求め続けていると指摘しました。この発言は瞬く間に広がり、多くのネットユーザーが反応しました。
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