米中財政官僚が秘密会議を開催？韓国メディアがキャッチ！
米中の関税戦争が続いている中、アメリカのトランプ大統領は最近、中国の習近平国家主席から電話を受けたと明かしたが、中国の在アメリカ大使館はすぐに否定し、両者は関税問題について協議していないと強調した。
同時に、韓国のメディアは、中国の財務省の高官がひっそりとアメリカの財務省に入る姿を捉え、秘密の会談が行われている疑いが浮上している。韓国の『中央日報』によると、米東部時間の24日午前7時、中国の財務省の高級官僚が約10人の同行者を引き連れてホワイトハウスの隣にあるアメリカ財務省の本部ビルに静かに入った。
現場の写真には、中国代表団のメンバー3人が収められており、韓国の記者が質問に行くと拒否されたという。報道によれば、この低調な会合は当日に行われた米韓の公式会議の前に実施された可能性が高く、朝早くの行動はメディアの注目を避けるためと思われる。
両者の官僚は行動を控えめにしている一方で、トランプ大統領は公の場で再び注目を浴びた。彼はインタビューの中で、習近平との通話を何度も行ったと述べたが、関税戦後にさらに連絡を取ったかどうかという質問には、明確に答えようとしなかった。
混乱を避けるため、中国の在アメリカ大使館は外交部の林剣スポークスマンの声明を迅速に転送し、中米双方が関税問題について協議や交渉を行っていないことを強調し、アメリカ側に国際社会を誤解させないように求めた。
一方、アメリカは関税交渉の進捗を加速させ、新しい枠組みを立ち上げ、今後2か月の間に18か国との協議を計画している。7月8日の最終期限までに合意が得られない場合、合意に至らなかった国は新たな関税の圧力に直面することになる。
米中双方がそれぞれの立場を表明しているが、暗雲立ち込める関税戦は依然として変数が多く、今後の展開が注目されている。
