日本で刺青が原因で警察に10分間身体検査された男性
ある男性が日本を旅行している際に、街中で突然2人の警察官に停められ、10分間も身体検査を受ける事態となった。この出来事は、彼と友人を困惑させた。その原因は、彼の右腕にある刺青が露わになっていたためである。
中視ニュースの報道によると、この男性は友人と一緒に道を歩いているときに、警察官が近づいてきて調査を開始した。彼の財布やバックパックのみならず、香水や薬、口紅まで一つ一つ点検された。男性は、これらの品物は唐吉訶德で購入したと説明し、喘息の薬の日本語を尋ねたりもした。
物品検査が終わった後、警察はさらに身体検査を行い、メンバー全員のポケットを一度ずつ触れて確認した上でようやく解放された。この一連のプロセスは10分もかかり、男性は驚かざるを得なかった。観光に来ただけなのに、現行犯でもない自分がこのような扱いを受けるとは思わなかったと述べている。
実は、男性の右腕にある刺青が露出していたため、警察に確認されたのだ。日本の文化では、刺青は暴力団の象徴とされている。日本の暴力団でさえも、刺青を見せることはない。無事に刺青を隠す場合、次回はそうすることが出来るが、それでも手間がかかるので、訪日する際には必ず刺青を隠すことをお勧めする。
実際、日本の多くの風呂屋は、刺青者の利用を制限している。徐々に解禁されているが、大衆浴場では依然として規則が維持されており、刺青を持つ人は入場前に自分が暴力団ではないことを証明する書類を記入する必要がある。あるいは、宿泊先で肌色のテープを購入して刺青を隠すことができ、そのテープは約200円（約45台湾元）で販売されている。
