フィリピンが世界最危険旅行国に！アイスランドとシンガポールは最も安全
英国の金融比較サイトHelloSafeの最新調査によると、フィリピンは82.31の高評価で「世界最危険な旅行先」の首位に輝きました。続いてコロンビア、メキシコ、インド、ロシアがランクインしており、これらは全て人気の観光地です。
この評価は35項目の基準に基づいており、自然災害、暴力事件、武装衝突、医療施設、軍事化などが含まれ、スコアが高いほどリスクが大きいことを示しています。6位から10位にはイエメン、インドネシア、ソマリア、モザンビーク、パキスタンがランクインしています。最近、フィリピンでは治安問題が注目され、観光客が襲撃や誘拐される事件が相次いで報じられ、観光客数がわずかに減少しています。
統計によると、今年の最初の4ヶ月での旅行者数は193万人で、前年同期比で0.83%減少しています。一方、最も安全な旅行先の上位10か国はヨーロッパ諸国が多く、1位はアイスランド（18.23点）、次にシンガポール（19.99点）、デンマーク、オーストリア、スイスが続きます。これらの国は全て22点前後の安全スコアを持ち、危険な国の70点以上とは大きな差があります。
HelloSafeは、このランキングが観光の魅力とは異なり、安全リスクに基づいて客観的に作成されたことを強調しており、旅行者に有用なリスクの参考資料を提供することを目的としています。
