北朝鮮の新しい駆逐艦「崔賢号」の進水式、専門家は多機能性を疑問視

北朝鮮は25日、新型駆逐艦「崔賢号」(Choe Hyon)の進水式を開催し、金正恩が娘を伴って出席しました。これは同艦に対する高い重視を示しています。艦体デザインはすっきりとしたもので、四方向フェーズドアレイレーダーと74単元の垂直発射システムを装備しており、いくつかの機能的な作戦能力を備えています。これは北朝鮮海軍の近代化が新たな段階に入ったことを示します。
「崔賢号」の船番号は「51」で、将来的には北朝鮮海軍の東海艦隊に編入され、日本海で活動する予定です。艦上には非常に密集した装備があり、32単元の防空ミサイル、12単元の巡航ミサイル、10単元の超大型弾道ミサイルなど、合計70単元以上の武器が搭載されており、その火力密度は一部の現代的な駆逐艦を超えています。
専門家は「崔賢号」の設計理念が「オールラウンドプラットフォーム」に偏っていると指摘しており、様々な作戦任務を1隻の艦船に集約しています。このような設計は単艦作戦の柔軟性を高めますが、現代海軍が強調する艦隊分業とは異なる傾向があります。また、この艦のデザインスタイルはロシアの22350型護衛艦に類似しているため、ロシアからの技術支援を受けている可能性が考えられています。
北朝鮮は「崔賢号」が多重任務を実行できるとし、一定の戦略的抑止力を持っていると発表しました。現在、「崔賢号」は最終装備テストと調整の段階に入っており、数ヶ月内に正式に就役する予定です。外部ではその実戦能力に関心が寄せられています。
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