国台办が米国の台湾搾取を批判し「捨て駒」化を懸念
中国の国台办の報道官・朱鳳蓮氏は、米国が台湾を「駒」としてしか見ておらず、搾取後には「捨て駒」になると指摘しました。国台办は、米国のブルッキングス研究所が発表した世論調査の結果、台湾の人々の中で米国を「信用できない」または「非常に信用できない」と考える割合が前回調査よりも13.9ポイント増加したと述べました。
朱鳳蓮氏は、ますます多くの台湾の人々が米国を信じない理由は、米国が常に「米国優先」の政策を貫くことを見抜いたからだと強調しました。米国にとって、台湾の真の価値は「美味しい肉」、「ATM」としての役割、そして中国を抑制する道具に過ぎません。
彼女は、米国が最近台湾に対して行った4つの行動を挙げました。第一は「台積電に米国へ移転させることを強制する」こと。第二は「台湾国民に米国の武器をより多く購入させるために、より多くの血と汗を捧げさせること」。第三は「台湾を武装させ、若者を戦場に送り出そうとすること」。第四は「台湾に高額な関税を課し、関連産業に深刻な打撃を与えること」です。朱鳳蓮氏は、もし台湾が米国の思うがままにさせるなら、台湾の価値が搾取された時の結末は「捨て駒」になることだと警告しました。
