NBA年度最改善選手賞発表！ホークスのダイソン・ダニエルズがチーム史上二人目の受賞者に
NBAは本日（1日）、年度最改善選手賞の受賞者を発表し、ホークスの「オーストラリアの泥棒」と呼ばれるガード、ダイソン・ダニエルズが受賞しました。彼は今シーズンのリーグにおいてスティール王であり、投票ではクリッパーズのセンター、イビカ・ズバッチやピストンズのスターガード、ケイド・カニンガムを上回りました。
身長203センチ、腕の長さ211センチのダニエルズは、シーズンの年度大賞で二つの賞にノミネートされました。最優秀守備選手賞はキャバリアーズのエバン・モブリーに奪われましたが、無冠では終わらず、最改善選手賞を獲得し、1998年のアレン・ヘンダーソン以来、チーム史上二人目の受賞者となりました。
22歳のダニエルズは、常にディフェンスが強みであり、2022年のNBAドラフトで8位指名を受けてペリカンズに選ばれましたが、昨シーズンは攻撃面でのパフォーマンスが芳しくなく、チームの中心選手にはなれませんでした。オフシーズン中、デジョンテ・マレーのトレードによりホークスにトレードされ、新しい環境でも彼の優れたディフェンス力は健在で、シーズン中に229回のスティールを記録し、1995-96シーズン以来の「手袋」ゲリー・ペイトンの231回に次ぐ最多記録となりました。
攻撃に関しても大きく進歩し、平均得点が昨季の5.8点から14.1点に増加しました。3ポイントシュート成功率も34%に上昇し、チームにとって欠かせない選手となっています。ダニエルズは今シーズン、ホークスのために76試合に出場し、44票の第一位票、36票の第二位票、4票の第三位票を獲得し、合計332点を挙げ、ズバッチの186点、カニンガムの122点を上回りました。
