台湾漫画が初めてイタリアのナポリ漫画祭に参加、創造性を発揮

駐イタリア代表処の文化部門と大塊文化株式会社が協力し、台湾漫画チームが初めて南イタリアのナポリ漫画祭(Napoli COMICON)に参加し、30作品を展示します。活動は本日から4日間行われます。
この展示には漫画家の簡嘉誠と柚子がサイン会を行い、台湾漫画の創造力と著作権プロモーション能力を示し、若者に台湾を知ってもらうことを目的としています。
ナポリ漫画祭は南イタリアで最大規模の専門イベントであり、ヨーロッパ全体で影響力のあるイベントでもあります。台湾パビリオンは「Taiwan Comics」をテーマに設定され、国としての展示を行い、台湾漫画ブランドを強調。展示には「漫画家交流エリア」、「漫画複製画展示エリア」、および「Books from Taiwan著作権プロモーションエリア」などが含まれ、10人以上の台湾漫画家の作品を展示し、多様な内容と出版力を示しています。
大会の議長である古魯丘は、台湾漫画が強力な創造的エネルギーを発揮していると述べ、今後台湾が参加することが常態化し、イタリアの読者に多様な選択を提供し続けることを期待していると語りました。
今回の活動には多くの読者が列を成してサイン会に参加し、漫画家の簡嘉誠は、イタリアの読者が未翻訳の作品にも関心を持ち、英語版や他言語版を積極的に購入していることから、台湾文化への好奇心を示していると述べています。
駐イタリア代表処の文化部門は、コロナ禍以降、漫画がイタリアの若者が外国文化に接する主要な手段となっていると説明し、北イタリアのルッカ漫画祭への参加が台湾漫画の認知度を高めていると述べました。今回のナポリへの進出は、文化交流戦略の一環であり、今後も国内の漫画制作や出版業界と連携し、漫画、児童書、絵本、グラフィック出版の国際化を推進する考えです。
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