ドイツ選択党が極右組織に指定、米ロが支持発言

ドイツ連邦憲法保護局は2日、ドイツ選択党(AfD)を明確な極右組織に指定し、人権を侵害しドイツの民主秩序を脅かすと宣言した。この発表は国内外で広範な関心を呼び起こしている。アメリカ国務長官ルビオは「ドイツは路線を変えるべきだ」と述べた。
1100ページにわたる内部報告書によれば、ドイツ選択党の政治家たちの通信、公開演説、SNSでの発言には反移民の言動や民主主義を脅かす要素が存在しているという。ドイツ連邦憲法保護局は、民主主義に反する団体を特定し調査する機関である。極右組織に指定されることは自動的に法的制裁や政党禁止にはつながらないが、党の禁止に関する法的・政治的議論を引き起こす可能性がある。
ドイツ選択党リーダーのアリス・ヴァイデルとティーノ・クルパラは、この行為は「政治的意図」に基づくものであり、ドイツの民主主義への深刻な打撃であると非難し、法的手段で対抗する意向を示した。
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