米国・国家アジア研究局の訪問 林右昌:『台湾の物語』が米国に認知され支持されることを期待

前米軍インド太平洋司令官のアキリーノ将軍が率いる米国「国家アジア研究局」のマクウィル会長らが2日、民進党中央党部を訪問し、双方は台湾の内政、台米安全保障及び経済協力について意見を交換しました。
民進党の林右昌秘書長は、美方訪問団を歓迎し、アキリーノ将軍との再会を喜びました。アキリーノ将軍が台米の地域安全保障協力の強化に果たす重要な役割に感謝を示しました。
台米関係について、林氏はアメリカが台湾にとって最も重要なパートナーであると強調し、台湾の技術産業の優位性や生産能力の柔軟性についても言及しました。
台湾の国防予算について質問されると、林氏は中国による台湾併合の意図が変わらないことを指摘しました。民進党が2016年に政権を握って以来、国防予算を増強し、国防改革を実施してきたことを挙げ、自衛能力強化に向けてアメリカとの協力を強化していることを述べました。
アメリカの関税政策と台米経済協力について、林氏は台湾が常にアメリカの堅実なパートナーであり、両国の戦略的利益に適した協力の推進を積極的に行う意向を示しました。
アキリーノ将軍は、今回の訪問で得られた成果を強調し、「国家アジア研究局」が台湾海峡問題に高い関心を持つことを示し、米国に「台湾の物語」を広めていく意向を示しました。
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