バチカンの教皇フランシスコが逝去 財政収入源が明らかに
バチカンは第266代教皇フランシスコ（ポープ・フランシス）が21日午前7時35分に逝去したことを確認し、享年88歳でした。バチカンは台湾のヨーロッパにおける唯一の国交国であり、世界で最も面積が小さい国でもあります。教皇は宗教と国家の指導者を兼ね備え、「聖父（ホーリー・ファーザー）」または「教皇」と称されています。フランシスコは2013年3月13日に教皇に選出されました。
バチカンには農業や工業がなく、日常生活に必要な水、電気、食品、燃料などはすべてイタリアから供給されています。しかし、バチカン市国はユネスコによって世界遺産に認定されており、そのため財政収入の大部分は観光旅行から来ています。毎年多くの観光客がサン・ピーター大聖堂やシスティーナ礼拝堂などのランドマークを訪れています。
さらに、バチカン内の博物館の入場券、記念品、切手も重要な収入源です。
また、各国の信者からの献金や信者の寄付、不動産の賃貸収入、特別な資産からの銀行利息、バチカン銀行の利益があり、北米やヨーロッパの多くの国で数百億ドルの投資が行われており、金と外国為替の準備高は100億ドルを超えています。実際、バチカンの財務状況は外部が考えているよりもはるかに良好で、経済事務局長ジョージ・ペール枢機卿は「予想以上に良い」と述べ、以前は資産負債表に表示されていなかった数百万ユーロの利用可能な資金が発見されました。
