トランプが提案したロシア・ウクライナ和平協定に反発、ゼレンスキーが交渉を拒否

アメリカのトランプ大統領が最新のロシア・ウクライナ和平協定を発表すると述べた。英国の《フィナンシャル・タイムズ》によれば、ロシアのプーチン大統領は現在の戦線で戦争を終結させる意向があり、ウクライナの一部領土の主権を放棄する意思も示しているが、その条件としてアメリカがクリミアをロシアの領土として認め、ウクライナがNATOに加わらないことを保証することを求めている。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、最新の記者会見で領土を譲渡する可能性を強く否定し、「これは我が国の憲法を超えている」と強調し、ウクライナは正式な提案を受け取っていないと述べた。彼は、ロシア側が無条件の停戦に応じれば、ウクライナも対等な応答をする意向を示した。
欧州連合(EU)も、アメリカがクリミアをロシアの領土として認める可能性に反対の意向を示し、EU外交長官のカヤ・カラスはアメリカに対してロシアに強硬に圧力をかけるべきだと批判し、「クリミアは決してロシアのものではない」と強調した。
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