インド・カシミールでの銃撃事件、26人が死亡しモディ首相が急帰国

インドのカシミール地域にあるバハルガム(Pahalgam)で、22日に銃撃事件が発生し、少なくとも26人が死亡し、その大多数が観光客だった。モディ首相はこの知らせを受けて、サウジアラビアでの訪問を中断し、急いで帰国して緊急会議を開いた。
22日午後2時30分ごろ、迷彩服を着た武装した者数名が森林から姿を現し、バイサラン草原(Baisaran)でピクニックをして馬に乗っていた観光客に向けて発砲した。確認されたところによると、少なくとも26人が死亡し、10人以上が負傷しており、これはこの地域における2000年で最も深刻な民間人の犠牲者事件である。目撃者は、銃撃者が予告なしに現れ、人々に無差別に発砲したと証言している。
現地の警察は現場を封鎖し、大規模な捜索活動を開始した。初期の調査によれば、約2~3人の銃撃者が人々に向かって発砲した後に逃走したという。この場所には徒歩または馬に乗ってしかアクセスできない。インドのメディアによると、パキスタンのテロ組織「ラシュカル・エ・タイバ」(Lashkar-e-Taiba)の地元支部「レジスタンスフロント」(Resistance Front)が犯行を認めた。モディ首相はこの恐怖攻撃を強く非難し、犯人を必ず捕らえると約束した。
アメリカのトランプ大統領やイタリアのメローニ首相など、国際的なリーダーたちもこの恐怖攻撃に対して強く非難し、インドへの支持を表明した。カシミール地域は長年にわたりインドとパキスタンの争点であり、この事件が両国間の関係をさらに緊張させるのではないかとの懸念が広がっている。
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