トランプ、ロシアのキエフ空爆を非難 プーチンに和平交渉を早期に促す

アメリカのトランプ大統領は、ロシアのプーチン大統領がロシア軍にウクライナの首都キエフを空爆させたことに不満を示し、双方が早急に和平交渉を結ぶことを望んでいる。
ロシア軍は今日(24日)、キエフに対して激しい攻撃を加え、少なくとも8人が死亡し、10人以上が負傷している。トランプはSNSにおいて、ロシアの行動を「タイミングが悪すぎる」と非難し、プーチン大統領に和平合意を早急に進めるよう呼びかけた。
トランプは、「ロシアがキエフを空爆したことに不満を持っている。必要ないことで、タイミングも最悪だ。ウラジミール、やめて!毎週5000人の兵士が死亡している、私たちは和平協定を結ぼう!」と述べた。
報道によれば、ロシアはこの木曜日の朝にキエフに対してミサイルとドローンによる攻撃を仕掛け、昨年夏以来最も致命的な空爆となり、少なくとも8人が死亡、70人が負傷している。トランプはかつて、ロシアがウクライナとの和平合意に前向きであると確信していると述べている。
ホワイトハウスで記者に対し、彼は「ロシアと私たちの間には合意があると思う」と発言したが、ウクライナのゼレンスキー大統領を和平交渉の主要な障害と批判している。
トランプは水曜日、ホワイトハウスのオーバルオフィスで「私たちはゼレンスキーと合意を結ばなければならない。彼と交渉するのはもっと簡単だと思ったが、これまでのところ難しい」と語った。また、攻撃が行われる前に、彼はSNSでゼレンスキーがクリミアのロシアの占領を認めることを拒否していることを批判しており、「誰もゼレンスキーにクリミアがロシアのものであると認めろとは言っていない。その彼の煽動的な言動は戦争を終わらせるのを難しくしている」と書いている。
アメリカのウクライナ担当特使ケロッグは、本日《NBCニュース》のインタビューで、前日にロンドンで行われた平和談判が「率直で、建設的、かつ成果のあるものであった」と語った。しかしゼレンスキーは、攻撃を受けて南アフリカへの訪問を短縮する決定を下し、ロシアが民間人を殺害し続けているが、国際的な圧力と制裁を回避していると強調した。「残念ながら、破壊の状況は深刻で、廃墟の清掃の救援活動はまだ進行中である」と述べた。
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