米国防長が同盟国に軍備強化を呼びかけ、中共を抑制へ
「米国海軍協会ニュース」（USNI News）によると、初めて米国で訓練を受ける8名の豪州海軍の水兵が、米国の海軍核訓練部隊（NPTU）の訓練を修了した。この訓練は、豪軍の核潜水艦の操作能力を育成するだけでなく、「AUKUS」（豪英米安全保障パートナーシップ）を強化することも期待されている。
報道によると、8名の豪州海軍水兵は昨年秋にサウスカロライナ州チャールストンのNPTUに入学し、数学、核物理学、原子炉の原理、核反応炉技術などのコースを学んだ。約6ヶ月の訓練を経て、彼らは18日にチャールストンの「ヨークタウン号」（CV-10）航空艦博物館の格納庫で訓練を修了し、豪軍水兵の中で初めて核動力潜水艦の操作資格を取得した。
豪州海軍潜水艦部隊のササラン准将は、この水兵たちの訓練の成功を誇りに思っており、核潜水艦の操作能力を持つ将校や水兵が豪州の水中戦力の発展にとって極めて重要であると述べている。
AUKUS協定に基づき、米国海軍は2027年から4隻のバージニア級潜水艦を派遣し、英海軍と共に西オーストラリアのスーリング海軍基地で「西オーストラリア潜水艦巡回部隊」（SRF-West）を編成し、地域の投射力を強化し、同時に豪州による核潜水艦および関連技術の獲得を促進する。
ヘグセスは23日に米軍のインド太平洋展開を強化し、地域の同盟国に対して国防投資と準備の強化を呼びかけ、共に平和を促進することを表明した。 
