韓国が日本に先立ち、米国との関税協定に合意する可能性
アメリカのトランプ大統領が「対等関税」を一時保留した後、韓国とアメリカの交渉が順調に進んでいる。韓国の経済副首相である崔相穆氏は、アメリカの財務長官であるベッセント氏らと会談し、協議が非常に順調であると述べており、関税免除の締切である7月8日までに貿易協定に達する可能性があると期待している。
報道によると、韓国は造船、エネルギーなどの分野での協力を提案しており、双方は「対等関税」バッファ期間の終了前に合意を目指している。会議の後、ベッセント氏は会談が非常に成功したとの見解を示し、次週に向けた協力研討が行われる予定である。
崔相穆氏は、今後の議論が関税や非関税措置、経済安全、投資協力および通貨政策の分野に焦点を当て、特に自動車産業が関税の影響を受けやすいことを強調した。一方、アメリカの防衛費用に関しては、別途議論されることになる。
