アメリカとグアテマラがサイバーセキュリティ協力を強化 中共のハッカー脅威に対抗
アメリカとグアテマラの軍は26日、サイバーセキュリティ演習を共同で開催し、両者のネットワーク情報セキュリティ分野での協力を強化することを目指した。グアテマラ大統領アレバロは自ら出席し、中共のハッカーが同国の政府のネットワークシステムに侵入しようとしている危険性を警告した。
今回の演習「南方防衛2025」（Defensa del Sur 2025）は、アメリカ南方軍司令部の「共同護衛2025」（CENTAM Guardian 2025）演習の一環であり、アメリカとその同盟国が様々なセキュリティ脅威に対して連携した防御能力を向上させることを目的としている。
アレバロは演説の中で、グアテマラ外務省のネットワークシステムが最近ハッカーによる侵入を試みられ、サイバーセキュリティ技術の助けを借りてこの攻撃の追跡に成功したことを述べ、実際に中共のハッカーが攻撃の背後にあることを確認したと強調した。これは単なる理論的推測ではなく、グアテマラが現在直面している重大なネットワークの脅威である。
また、グアテマラのメディアによると、この5年間で政府、金融部門、通信インフラに対するネット攻撃が125%増加したという。さらに、コスタリカやパラグアイも中共のハッカーによる侵入の報告があり、北京からのネットワークの脅威がますます深刻化していることを示しており、迅速な協力が求められている。
