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北朝鮮がロシア支援のための派兵を正式に承認、金正恩が条約に従うと強調

北朝鮮がロシア支援のための派兵を正式に承認、金正恩が条約に従うと強調

金正恩とプーチン。(写真/達志/AP通信)

北朝鮮は、ロシアのウクライナ戦争を支援するために兵士を派遣したことを正式に認め、これは朝露の包括的戦略的パートナーシップ条約に完全に適合すると強調した。《朝鮮中央通信》によると、北朝鮮の労働党中央軍事委員会が前日に媒体に対して発表した書面で、この件についての立場を公式に説明した。

ウクライナ当局によるロシアへの武力侵略を撃退するために、北朝鮮軍は国家元首の命令に従い、クルスク地域での解放作戦に参加し、成功裏に任務を終了した。金正恩は、現時点での戦況を判断し、朝露条約第4条の発動条件が整ったと認識し、軍隊の参戦を命じ、ロシア側にも通知したと述べた。この条項に基づき、いずれかの当事者が武力侵略を受けた場合、もう一方は国際連合憲章第51条および各国の法律に従い、即時に軍事的支援を提供せねばならない。

金正恩はまた、ロシアで戦う北朝鮮軍人は「祖国の名誉の代表者」であり、クルスクでの作戦で犠牲になった兵士を記念するために、首都に戦闘功勲碑を設立すると発表した。さらに、北朝鮮は今回の派兵がロシアとの経済、外交、軍事の各方面での協力を強化するのに役立つと述べ、今後ロシアからの派兵に対する対価を得る可能性を示唆した。