モスクワでフレンチブルドッグのパレード、迷い犬の支援を呼びかけ
流浪犬の問題は世界中で注目されています。ロシアの首都モスクワでは、街に3万匹以上の流浪犬がおり、大半は飼い主が流行に流されて捨てられたものです。地元のフレンチブルドッグを支援するセンターでは、毎年約700匹の犬を新しい家に送り出しており、飼い主に購入の代わりに実際の行動で里親になるよう呼びかけています。
華やかに飾られたフレンチブルドッグたちは、ストリートの中心となり、飼い主のカフリロワさんは「私たちは様々なスタイルを創り出しますので、これは私たちにとって初めてではありません」と語りました。このイベントは、犬たちが新しい命を得るだけでなく、流浪犬問題への関心を高めるきっかけにもなっています。
援助センターのセティーナさんは、多くの犬が健康や性格に問題を抱え、困ったときに捨てられたと指摘しています。飼い主の配慮によって幸せそうに見える犬たちは、流浪犬運動のシンボルとなり、より多くの人々が流浪犬の運命を心配するきっかけとなっています。
