習近平が上海を視察、中米貿易戦争への対応戦略を展開

中国共産党中央政治局会議はアメリカによる関税戦争を「国際経済貿易闘争」と定義し、中国の経済成長リスクを高めている中、『ロイター』は28日、消息筋の情報を引用して、中国の習近平国家主席が今週、経済の中心地である上海を視察する予定であると報じました。この訪問は中米貿易戦争に関連する戦略的取り組みと考えられています。
習近平による前回の上海訪問は2023年11月で、当時中国経済はポストコロナの回復に苦しんでいました。習主席は上海が国際的な経済、金融、貿易、輸送、技術革新の中心地としての重要な使命に集中すべきであると促しました。
専門家によると、習近平はこの視察を通じて中国の技術的な成果を強調し、海外からの投資を促す可能性があります。上海はテスラの工場や多くの外資系企業の本社がある主要な国際金融センターでもあります。
習近平はまた、製造業と雇用に関する問題に焦点を当て、関税がもたらす影響についても言及するでしょう。今年初めのAIスタートアップDeepSeekによる最近の技術開発の成果に注目しているという声もあります。
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