米国今年第一四半期GDPがマイナス成長!ダウ平均600ポイント以上下落

アメリカ商務省は本日(30日)に今年第1四半期の国内総生産(GDP)の数値を発表し、前年同期比で0.3%の減少を示しました。この悪化したニュースは、米国の株式市場に影響を与え、取引開始後にダウ工業株指数が616.81ポイント(1.52%)の大幅な下落を記録しました。
これは2022年第2四半期以来、約3年ぶりのGDPの四半期マイナス成長となります。この負の成長は、企業がトランプ政権の関税施行前に急増した輸入量が原因で、第一四半期には41%も増加し、GDPの数字を押し下げました。また、ADPが発表した4月の民間部門の新規雇用者数は6.2万人で、経済学者の予測である12万人を大きく下回り、アメリカ経済の減速を示唆しています。
一連の悪化したデータは投資家の感情を打撃し、過去数日の回復の勢いを再び挫折させました。市場は、トランプ政権の一連の政策による混乱がアメリカ経済を衰退に導いているのではないかと懸念しています。トランプ自身はソーシャルメディアで、これはバイデンの責任であり、自らは1月20日に政権を引き継いだと述べました。
Recent News
アメリカの関税政策が10万人に影響か、洪申翰が事前対策を講じる
- 23 April, 2025
ニューヨーク大都市圏の食品価格が全米で最も上昇、肉と卵の価格は8.9%増加
- 23 April, 2025
台東がドイツの村落で高齢者に優しい生活モデルを学ぶ
- 3 May, 2025