インド、26機の「ラファールM」を調達し海軍航空力を強化

インド国防省は28日、フランスのダッソー(Dassault)社との契約を発表し、26機の海軍型「ラファールM」(Rafale M)戦闘機を調達することを決定しました。将来的には、2隻のインド海軍航空母艦に配備し、老朽化したMiG-29K機体を置き換え、地域の潜在的な脅威に対して航空戦力を強化します。
軍事ニュースサイト「Defence Blog」によれば、インド国防省はこの契約において6300億インドルピー(約2406億新台湾ドル)を投資し、22機の単座型および4機の双座型を含む「ラファールM」を調達するとしています。納入は2029年から2031年の間に完了する予定です。
新たに調達された「ラファールM」は、インド海軍の「ヴィクラント号」(R11)と「ヴィクラマティア号」(R33)の2隻の航空母艦に配備される予定で、多年にわたり運用されてきたMiG-29K戦闘機を置き換えることになります。これにより、重要な空中戦力が維持されます。
特筆すべきは、インド空軍は2019年9月から36機の「ラファール」を受領しており、2022年4月に納入が完了し、インドにとって不可欠な防衛戦力となっています。今回の契約は、インドがロシア製装備を加速的に排除し、フランスとの安全保障関係を強化していることを示しています。
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