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日本の東北を探訪する:『奥の細道』の俳句の世界へ

日本の東北を探訪する:『奥の細道』の俳句の世界へ

今回の旅の出発点は、17世紀の俳句詩人松尾芭蕉による旅行記『奥の細道』です。李登輝元大統領は以前から東北に行きたいと切望していましたが、2007年にようやくそれを果たし、詩句を残し、2015年に再訪しました。

日本を頻繁に訪れることが多いフォトグラファーとして、私も李元大統領に似て、まだ訪れていない東北地域の『奥の細道』に未練がありました。友人の手配で、ついにこの心の旅を実現しました。

桃園空港から岩手県の花巻空港へと飛び、盛岡市や中尊寺といった美しい観光地を巡り、最後に松島で旅の完璧な終止符を打ちました。

岩手県の南部鉄器はその独特な手工業で有名で、工匠たちの技巧を目の当たりにしました。青森の十和田湖国立公園は魅力的な自然の風景を有し、乙女像や十和田神社といった人気スポットがあります。

特に印象に残ったのは「世界一美しい渓流」と称される奥入瀬渓流で、清流は心を癒してくれました。銀山温泉では、日本の歴史的な趣を十分に味わいました。最後に、塩竈神社を参拝し、ここでの文化と信仰を目の当たりにしました。

松島は特に驚くべきもので、松尾芭蕉の足跡を辿りながらこの美しい景観を楽しむことができ、自然と文化の無限の魅力を感じました。