スウェーデン・ウプサラ市中心で発生した銃撃事件、3人が死亡し、容疑者は電動スクーターで逃走
スウェーデンのウプサラ市中心部で29日、銃撃事件が発生し、3人が死亡した。警察によると、覆面の容疑者は犯行後に電動スクーターで逃走した。スウェーデンではギャング暴力が多く見られるが、今回の事件がギャングに関連しているかどうかはまだ確認されていない。
この事件は、春の祭典「ヴァルボリ祭（Valborg）」が開催される前夕に発生し、10万人以上の参加が見込まれている。4月初めにゴーテボリで起きたギャング間の銃撃事件では2人が死亡した。
現在、警察はこの殺人事件の調査を開始し、周辺を封鎖しているが、容疑者に関する情報はまだ公表されていない。スウェーデンの司法大臣、グンナール・ストロマーは、この事件を「残酷な暴力事件」と表現し、司法省は法執行機関と密接に連絡を取り合っていると述べている。
スウェーデンでは最近、ギャングによる銃撃事件が増加しており、特に15歳未満の若者が容疑者となることが多い。2月には、10人が死亡したスウェーデン史上最悪の銃撃事件が発生した。
